フォガティ “ハイテク株が良さそうだから、大きく投資しよう”といった運用はしません。長期的にS&P500を上回るという目標のために、大切なのはあくまで銘柄選定です。あるセクターのウェイトが大きくなりすぎたり、小さくなりすぎたりした場合は調整します。特定のセクターに左右されてしまわないようにしています。
コトウィッツ 投資のチャンスは、ハイテクだけではなく、あらゆるセクターにあると考えています。伝統的に成長性が高くないと思われているセクターにもです。例えばスーパーの運営会社などでも、革新的な企業や、独自の運営方法によって高い競争力と利益率を持つ企業があります。
――トランプ政策の影響はどうみていますか。
フォガティ 関税政策などにより、米国の景気とEPS(1株利益)の見通しは足元で引き下げられていますが、実際は標準的な水準に戻ったにすぎません。トランプ大統領就任までの“ビジネスに優しい政策を行う”という期待が高すぎたということです。
コトウィッツ 関税は米国内の企業にもマイナスの影響を与えますが、我々が投資している高収益の企業は差別化されたサービスや製品で競争力が高いため、値上げなどの対処もできます。従って影響は限定的と考えています。
◆米国株部門 優秀賞
「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」とは
高い収益性の持続、効率的に利益を創出できる投資効率、強固な財務体質の3つに着目し、“持続的な成長企業”を選定する。成績は長期でS&P500を上回り、最大下落率も米国株型の投資信託の平均より小さい。運用手法はいわば王道だが、それを高いレベルで徹底していることが、並みの投信信託に差をつける要因だ。
ダイヤモンド・ザイ NISA投信グランプリとは
ダイヤモンド・ザイでは1年に1回、「NISAで買える本当にイイ投資信託」を部門別にランキングし、上位のファンドを表彰している。人気や知名度ではなく、データを最重視した完全実力主義のアワードだ。「1.どれだけ上がったか(上昇率)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの独自基準で評価を行う。また、非常に人気があり多くのお金を集めているにもかかわらず成績が振るわない投資信託も、「もっとがんばりま賞」として発表している。
<ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025>
[2025年]受賞投資信託30本一覧
▼日本株総合部門
▼日本中小型株部門
▼米国株部門
▼世界株部門
▼新興国株部門
▼リート部門
▼フレッシャー賞
▼もっとがんばりま賞
▼(番外編)インデックス型「最安ランキング」
▼当グランプリの「選定基準」はこちら⇒https://diamond.jp/articles/-/363017
ダイヤモンド・ザイでは1年に1回、「NISAで買える本当にイイ投資信託」を部門別にランキングし、上位のファンドを表彰している。人気や知名度ではなく、データを最重視した完全実力主義のアワードだ。「1.どれだけ上がったか(上昇率)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの独自基準で評価を行う。また、非常に人気があり多くのお金を集めているにもかかわらず成績が振るわない投資信託も、「もっとがんばりま賞」として発表している。
<ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025>
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