採用に失敗しないためには、育てるに値する人材=自社として求める人材を具体化し、解像度を高めましょう。

ステップ1 求める人材のイメージを社内で話し合って統一する

 経営者と現場の社員では、求める人材のイメージに差異が生じることがあります。これでは採用しても「求める人材と違う」ということになります。
ステップ2 「優秀だ」と判断している既存社員をもとに人物像を特定する

 抽象的に優秀な人材を検討してもたんなる理想論だけで終わってしまいます。特定の社員を前提にすることで初めて具体的にイメージすることができるのです。
ステップ3 そのひとに対して評価している行動を棚卸しする(=「いいひと」を具体化する)

「いいひと」を具体化します。率先して挨拶をする、顧客との雑談を心がけているなど、優秀だと評価しているひとの行動を整理します。

 こうすることで、採用すべき人材が特定され、ミスマッチのリスクが減ります。求める人材の解像度が高くなり、面接官が質問すべきこともみえてきます。