ここで問題なのは、採用の成否を面接の印象だけで決めてしまっていることです。これが採用のミスマッチを引き起こします。
採用に失敗する経営者はこう言う
面接前
少し話をすれば、相手の本性がわかる
面接後
問題はあるが、自分が指導すれば大丈夫
↓
たいてい採用に失敗して労働事件に巻き込まれる
面接前
少し話をすれば、相手の本性がわかる
面接後
問題はあるが、自分が指導すれば大丈夫
↓
たいてい採用に失敗して労働事件に巻き込まれる

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我が社が求める「いいひと」を
正しく設定するための3ステップ
では、中小企業が採用を成功させるにはどうしたらいいのか。中小企業における「採用」のあり方を考えましょう。
経営者は極端に優秀なひとを「求める人材」として設定しがちです。ですが、そういった能力が高くて人柄もいいひとの多くは、大企業に採用されます。厳しい現実として、中小企業には特段の事情がない限りそのようなひとは応募してこないでしょう。
そこで中小企業の経営者に求められるのは、育てるに値するひとを見つけだすことです。最初からスキルの高いひとを見つけだすことを目指さない戦略をとるべきなのです。そのためには、自社として求める人材を具体化する必要があります。