第2に、フロー状態で仕事をする時間はカレンダーに書き込んで、その時間を神聖なものとしてブロックしてください。ただし、回答者の中にはフローを犠牲にしてでも、ミーティングを分散させることを好む人も若干名いました。それは次の理由からでした。
1 ミーティングの連続による疲労を避けたい。
2 ミーティングの後にリラックスしたり、内容を振り返り、メモする時間が欲しい。
3 次のミーティングを準備する時間が欲しい。
4 ミーティングとミーティングの間に仕事をしたい。メールを確認して仕事をため込まないようにしたい。
これらの理由は理解できますが、ミーティングの間に小休憩の時間を設けるようにすれば解決することは可能です。
そのため、私は科学的な根拠に基づいて、複数の1on1の時間をまとめることを推奨します(時間集中法)。
休憩に合わせて会議を組めば
驚くほど集中が続いていく
この方法があなたにしっくりこない場合は、昼食などの休憩時間を活用したスケジュールの組み方をすることを検討してください(休憩時間利用法)。仕事の切り替えや再集中にはそれなりの時間と精神力が要求されるからです。
朝一番、昼休み前、一日の最後にミーティングを実施するようにすれば、仕事が中断されるタイミングと重なるので、1on1が原因となる仕事の切り替え回数を減らすことができます。
そうすれば、あなたの生産性はアップし、時間の使い方に満足感が得られ、フローにも入りやすくなるのです。
1on1のスケジュール作成はマネジャーの仕事です。決定権はあなたにあります。
