「腸から有害物質が体内に…」日本人の7割が抱える「腸漏れ」を防ぐ腸活の新常識【医師が解説】写真はイメージです Photo:PIXTA

肥満や肌荒れ、慢性的な頭痛や疲れ……これらの身体の不調を抱えている場合、原因のひとつは腸内環境の悪化にあるかもしれない。そんな人はぜひ、腸内環境を整える「腸活」を始めてみよう。YouTube『胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル』でも発信している医師が、最新の腸活事情をわかりやすく解説する。※本稿は、平島徹朗・秋山祖久著『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

最新の「腸活」を学んで
常識をアップデートしよう

「腸活」は、日進月歩で更新されています。その分、腸活の迷子になっている人も多いといいます。

 たとえば、腸活の先駆けとして1990年代には「生きたビフィズス菌を摂ること」が一般的でしたが、現在の「腸活」のトレンドは「死んだ乳酸菌で良いのでたくさん摂ること」です。しかも補うのではなく、腸内で増やすのが当たり前になりつつあります。

 つまり、あなたがやっている「腸活」は古い可能性があります。下のイラストのように、体のさまざまな不調が腸と関係していることはご存じですか?「こんな症状まで腸に関係しているの?」と驚いたあなた!これから最新の「腸活」を学んで常識をアップデートしていきましょう。

 そのためには、まずはあなたの腸の状態を知ることからはじめましょう。

図表:あなたの腸の状態を知ろうIllust:(C)ひらのんさ
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