体の不調につながる
腸漏れの2大原因とは
「腸漏れ」が起こる原因は2点あります。
1つ目の原因として、1日に摂取するたんぱく質不足が挙げられます。たんぱく質は、細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)の元になる「体の材料」ともいえる大切な栄養素です。
これが不足すれば、当然、ターンオーバーがうまくいかず、腸漏れが起こる可能性が高まります。実は日本人の8割はたんぱく質不足といわれています。下の「たんぱく質不足チェックリスト」に挑戦してみましょう。

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2つ目の原因は腸内環境が悪化していること。体に有害な影響を及ぼす腸内の悪玉菌が増加していて、腸の粘膜層を傷つけます。悪玉菌はストレス、睡眠不足、グルテン(小麦粉食品)やカゼイン(乳製品)の摂りすぎなど、さまざまな原因で増加します。
日常の習慣が
腸の悪循環を起こす
腸内環境の悪化による腸漏れの原因は、私たちの身近にたくさん潜んでいます。
ストレスを抱えている、お酒やスイーツをたしなむ、毎日お昼にパスタやうどんを食べる、睡眠不足……など、忙しい現代人ならば心あたりがあることばかりでしょう。しかし、どれかひとつでも習慣化していると、「腸漏れ」が起こっている可能性が高いです。