結婚した人の4人に1人がマッチングアプリで出会っているが……
社会人ともなると、結婚が視野に入ってきます。休日はどう過ごしたいか、どんな家庭を持ちたいかなど、具体的な将来像も話すようになります。突然始まった恋愛ではなく、お互いの条件をあらかじめ了承した上でお付き合いが始まるため、結婚へと結びつきやすいようです。
こども家庭庁が15~39歳の男女2万人を対象に行った調査「令和6年度 若者のライフデザインや出会いに関する意識調査 報告書」によると、結婚した人の25.1%が「マッチングアプリ」で出会ったと回答しています。つまり、4人に1人がマッチングアプリの出会いで結婚しているのです。続いて、「職場や仕事の関係、アルバイト先」(20.5%)、「学校」(9.9%)で出会っているそうです。

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一方、理想の出会いの場としては、「職場や仕事の関係、アルバイト先」がトップで、「マッチングアプリ」は6位と低めです。二人のなれそめを結婚式で紹介するとき、マッチングアプリであることを隠す人もいるそうです。20代女性に聞いたところ、「マッチングアプリで出会っても悪くはないけど、堂々とは言いにくい」との話でした。親戚一同が集まる場ですし、オープンにするにはもう少しマッチングアプリのイメージ向上が必要なのでしょう。