ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

飲食店向けにモバイルオーダーを展開し急成長するスタートアップ、ダイニー。同社が6月に実施した大規模な退職勧奨について、山田真央CEOは「弁護士や社労士と連携し、適法に進めた」と説明していました。しかし、その実態は、対象者にいきなり退職を求め、提示したのは超少額の特別退職金。異例の短期間で退職合意を迫り、拒否すれば「追い出し部屋」へ異動させる違法性の高いプロセスだったことがダイヤモンド編集部の取材で分かりました。独自に入手した退職合意書や複数の対象者への取材を基に、その全容を明らかにします。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『コマツ&日立建機と中国メーカーが激突』と『ホンダが「出資比率引き上げ」を視野に入れるサプライヤーとは』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

【内部資料入手】ダイニー「恐怖の退職パッケージ」の全貌、退職勧奨の真相は“退職強要”だった!超少額手当で即時退職要求、拒めば強制異動で追い出し部屋へ

スタートアップ最前線#1

 飲食店向けにモバイルオーダーを展開し急成長するスタートアップ、ダイニー。同社が6月に実施した大規模な退職勧奨について、山田真央CEOは「弁護士や社労士と連携し、適法に進めた」と説明していた。だがその実態は、対象者にいきなり退職を求め、提示したのは超少額の特別退職金。異例の短期間で退職合意を迫り、拒否すれば「追い出し部屋」へ異動させる違法性の高いプロセスだったことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。新連載『スタートアップ最前線』内の特集『ダイニー“AIリストラ”の虚構』では複数回にわたり、ダイニーが敢行した退職勧奨の真相を報じる。初回の本稿では、独自に入手した退職合意書や複数の対象者への取材を基に、その全容を明らかにする。 >>記事を読む

コマツ&日立建機と中国メーカーが激突!「インドネシア建機市場」最新情勢、日系メーカーはシェアを死守できるか?

建機

 活況を呈していたインドネシアの建機市場で異変が起きている。石炭価格の下落とインフラ投資の縮小で需要そのものが目減りしている上に、中国メーカーのシェア拡大が続き、日系建機メーカーには逆風が吹いているのだ。本稿では、コマツ、日立建機が直面しているシェア争奪戦の最新情勢を明らかにする。 >>記事を読む

ホンダが「出資比率引き上げ」を視野に入れるサプライヤーの名前とは?日産との提携のカギを握る超重要企業、大ナタ振るうケイレツ再編“次の一手”

自動車 “最強産業”の死闘#18

 ホンダがケイレツ再編を断行している。ホンダ系列の部品メーカー、ユタカ技研の保有株50%程度を自動車部品大手のインド・マザーサン・グループに売却する。2023年のホンダロック、24年の八千代工業に続く株式売却だ。ホンダにとって、再編は売却だけではない。「出資比率の引き上げ」を視野に入れ、関係を強固にしたい企業も存在する。特集『自動車 “最強産業”の死闘』の#18では、ホンダが出資比率の引き上げを検討し、日産自動車との提携でも鍵を握る企業名を明かす。 >>記事を読む

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