
パナソニック ホールディングス(HD)では、組織再編やリストラなど構造改革が進行中だ。現社長の楠見雄規氏は、改革に一定のめどが付いた段階で後任にバトンを渡すとの見方が浮上しており、社内では次期社長予想の話題で持ち切りだ。創業家の松下家が“復権”するという説もささやかれているという。特集『パナソニック 正念場』の#13では、パナソニックHDの次期社長人事を予想するとともに、「創業家復活説」を徹底検証する。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)
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リストラ断行中のパナソニック
改革完了後に社長交代の公算
構造改革を断行中のパナソニック ホールディングス(HD)では、リストラと並ぶ社内のホットトピックが存在する。次期社長人事だ。
現社長の楠見雄規氏は、今年で就任5年目を迎える。現在進めている組織再編やリストラなど、一連の改革にめどが付いた段階で後任にバトンを託すとの見方が浮上しているのだ。
パナソニックHDの次期社長については、「保守本流」が現在の路線を継承するとの憶測が飛び交う一方で、「創業家復活説」もささやかれている。
パナソニックHDは創業者の松下幸之助以来、数十年にわたって創業家が全社のかじ取りに加わってきた。だが近年では、経営陣に松下家の関係者不在の時期が続き、“脱・創業家”を果たしたとみられていた。
なぜここにきて、創業家の社長候補が浮上したのだろうか。
次ページでは、パナソニックHDの次期社長人事を予想するとともに、社内でささやかれる「創業家復活説」を徹底検証する。