才能は“あとから育つ”
多くの人は「自分には才能がないから無理だ」と挑戦する前から諦めてしまいます。でも、それは社会に刷り込まれた思い込みに過ぎません。
「そもそも、やってみなければ自分に才能があるかないかなどわからない。」
『EXPERT 一流はいかにして一流になったのか?』p.6より
『EXPERT 一流はいかにして一流になったのか?』p.6より
才能は、はじめから与えられるものではなく、歩みの中で見えてくるものです。挑戦して、失敗して、試行錯誤していく中で、初めて自分の強みが輪郭を帯びていきます。つまり、才能は「持って生まれるもの」ではなく「育てていくもの」なのです。
高みを目指すということ
「高みを目指す」というと、つい他人と比較して勝ち負けを決めるイメージを持ちがちです。でも本当の意味での高みとは、自分自身の中で昨日よりも成長できたと感じられる場所なのではないでしょうか。
結果を急ぐ社会だからこそ、時間をかけて熟達していく道を選ぶことに意味があります。その一歩一歩は、頑張りすぎて疲れた心を支え、「まだ進める」という希望を与えてくれるはずです。
(本記事は、ロジャー・ニーボン著『EXPERT 一流はいかにして一流になったのか?』をもとに作成しました。)