ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットを次々と再建し、「フォーチュン」や「ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ世界トップリーダーである伝説のCEOデヴィッド・ノヴァクが、成功者100人から得た知見を『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、「成功し続ける人になる秘訣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

可能性が閉ざされてしまう理由
厳しい状況に直面しているときや、目標達成に苦しんでいるとき――。
「失敗したらどうしよう」と考えれば考えるほど、気持ちは固まり、身動きが取れなくなります。
実際、「失敗を恐れることが成功を駆り立てる」という考え方もありますが、それだけでは不十分です。
恐怖やエゴに突き動かされている限り、視野は狭まり、学びや成長から遠ざかってしまうのです。
勝つ喜びを追い求める
『タイガー・ウッズも震えてる。』の著者ジオ・ヴァリアンテは、こう指摘しています。
人は失敗への恐怖で頭がいっぱいになると、勝負に勝てない。恐怖やエゴに突き動かされていると、可能性が制限される。視野が狭くなり、学びや成長、改善が遠のく。
負けることばかり考えていると、本当に負ける。
自分には勝つ力があると信じ、勝つために今できることに集中していれば、達人のような境地に達することができる。自分には何が可能なのか、何を学べるのか、何を活用できるのかに心を開けるようになるのだ。
負けることばかり考えていると、本当に負ける。
自分には勝つ力があると信じ、勝つために今できることに集中していれば、達人のような境地に達することができる。自分には何が可能なのか、何を学べるのか、何を活用できるのかに心を開けるようになるのだ。
大切なのは「勝つために今できること」に集中し、成功の喜びそのものをモチベーションに変えることです。
喜びが次の挑戦を呼ぶ
「成功すれば嬉しいのは当たり前」と片づけてしまいがちですが、実は成功の喜びには学びを促す力があります。
自分の力を信じて挑戦し、結果をつかみ取ったときの感覚――それをしっかり味わうことで、次の冒険に向かう勇気が湧いてくるのです。
恐怖にとらわれず、成功の喜びに目を向ける。
それこそが、成果を重ね続ける人の秘密なのです。
(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集し作成しました。)