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いそがしそうに見えるのに、整理整頓された家に住み、タイムスケジュールをうまくこなして自分時間を確保している“やりくりの達人”がいる。慌ただしい毎日を過ごすなかでもキレイな部屋の状態をキープしたり、時間に追われないためには“ちょっとした工夫”が必要だという。※本稿は、有川真由美『いそがしいのに豊かな人のずるい習慣88 ていねいな暮らしはできないけれど』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
捨てるか5秒以上迷ったら…
魔法のテクニックを試してみて
ここ1、2年、遊び道具や本など好きなモノが増える一方、服や靴、タオル、食器、置物など手放したものもたくさんありました。
自分のいる空間を“景色”としてとらえると、「景色に合わないモノは手放そう」と決断が早い。いまは似合わなくなった服、引き出物でもらった好みでない食器、部屋の雰囲気に合わない置物などなど、「合わない」「いらない」と思ったら、5秒以内にゴミ箱やゴミ置き場に捨ててしまいます。
捨てることを決めても、すぐに行動しないと、またあとで「これ、どうしよう」と振り出しに戻って決断と行動に時間とエネルギーを使うことになるのですから。
そう、「決めること」は、思った以上にエネルギーを要するので、その場その場で判断し、処理していくことが大事。
ただ、「どうしよう」と5秒以上、固まってしまうモノもあります。いまの自分に合わないし使っていないが、「いつか使うかもしれないし」「結構高かったし」「○○さんからもらったものだし」と手放す痛みがあって、さくっと決断できないのです。







