 写真はイメージです Photo:PIXTA
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たとえ忙しい毎日を送っていても、大切な人には会いに行き、周囲の人とも楽しくコミュニケーションを取る。また、面倒くさい相手とトラブルになったとしても、気を揉まず前向きに対処する。そんな“上手な人間関係の築き方”につながる、ポジティブな思考法を提紹介する。※本稿は、有川真由美『いそがしいのに豊かな人のずるい習慣88 ていねいな暮らしはできないけれど』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
口から毒を吐けば
毒に支配される
人間関係というのは、相手あってのこと。面倒くさい相手だったら、振り回されてしまう…などと考えてしまいがちですが、相手を変えることはできないので、基本、自分一人の問題。自分が「どう対処するか」だけの話です。
いそがしい人は、人間関係に気を揉む時間はありません。「相手が自分を嫌っていないか」「どう接したらいいのか」と悶々と悩んでいる時間がもったいない。相手の気持ちなんてわからないし、相手を変えられるわけではないのですから。
心を痛めながら悩んだり、悪口を言ったりするから、人間関係はややこしくなるのです。「そんな人だからしょうがない」と割り切って、こちらは悪意をもたず、だれに対しても同じようにさらりと接すれば、それほど悪いことにはならないでしょう。
豊かな人は、相手がどんな人であろうと、自分の口から毒を吐くことはありません。なぜなら、その苦々しい言葉をいちばん聞いているのは自分自身。毒にやられ、支配されてしまうのも自分だとわかっているからです。







