小室卓也さん(駒場東邦卒)は
『TED-Ed』と海外アニメを視聴

 英語は、高1・高2で『ターゲット1900』と『Vintage』を完璧にすることを意識しました。

 あとは学校の授業の復習と並行して、YouTubeで『TED-Ed』や海外アニメなど英語の動画を視聴しました。

 高3以降は学校の授業くらいで、確かに直前期に若干困る部分はありましたが、過去問を10年分もやったら安定しました。あとは、『キムタツのリスニング』教材をすべて買ってきて、直前期にやりこんだことも、英語の成績安定に貢献してくれたと感じます。

眞田衛さん(北海道札幌北卒)は
BBCの6分コンテンツを聴き込んだ

 英語は、基本的に単語や文法が頭に入っていたので、問題から入りました。

 特に整序英作や誤文指摘などは形式慣れの必要があるので、『英文法・語法良問500』シリーズの整序英作文編と誤文指摘編をやりました。

 あとは、英文解釈の練習として『ポレポレ英文読解プロセス50』『英文読解の透視図』『英文解体新書』『英文標準問題精講』、現役時に愛用した『マスター英文解釈』あたりを通読しました。

 和訳は書かずに黙読していき、躓いたら解説を確認するイメージです。一読してわからないものは原因を突き止めたうえで英文を暗誦していきました。

 読解については、もともとミステリを英語で読むのが好きで小説ジャンルには慣れていたため、比較的不慣れで入試では頻出の認知科学や社会科学系の洋書を選んで読みました。

 リスニングはBBCの『6 Minute English』や『TED-Ed』を毎日聞いて練習しました。

 オンライン公開講座のプラットフォーム『edX』で海外大学の講座を英語で受講することもありましたね。

武石航輔さん(筑波大学附属駒場卒)が
使っていたディクテーションサイトは?

 現役時代に足りなかったものは、圧倒的に英語の得点です。浪人して自分の成績を冷静に見つめてみると、自分で確信をもって要約の解答を書けたことも英作文の記述をできたこともほとんどなかったと思いました。

 リスニング、英作文、正確な読解、どれも自分はほかの受験生のレベルに達していないと考え、その克服が最優先でした。