筑駒で理3に受かった友達何人かに聞いたところ、みな口を揃えて「リスニングは毎日やっていた」と言っていたのですが、リスニングは自分に合う教材を見つけるのが一番大変だと思います。僕は駿台の授業で教えてもらった「Listen and Write」というサイトで、『TED-Ed』という科学が好きな子供向けに科学のふしぎを解説するような動画(YouTubeにいろいろあると思います)をディクテーション(リスニング音声の書き取り)していました。
このサイトではディクテーションが手軽にできて楽しかったし、英語のレベルもちょうどよく、興味のあるトピックの内容も多かったので楽しみながら長く続けることができました。
5月にこのサイトを知り、毎日30分くらいで70種類くらいの動画で勉強しました。好きな動画は4~5周くらいやり、気づいたら暗記できるほどになりました。
また、前日の夜にディクテーションした動画をYouTube上で検索し、駿台の授業と授業の間の休み時間中に毎日散歩しながらリスニングしました。
中尾拓空さん(東筑紫学園卒※照曜館)は
海外YouTuberの旅動画でリスニング対策
英語は、英検対策と並行しながら自習しており、中1で中学範囲を、中3までに高校範囲を終わらせました。現役時は東大の過去問一択で勉強しており、基本は演習です。
よくリスニングについてどうすればいいか、と質問を受けますが、私はリスニングの実力は半分リーディングの実力で決まると考えています。流れてくる語句を意味として認識できないと、音を聞き分けられても意味がないため、英文として理解する力の養成が先だと思うからです。
リスニング対策自体の僕のお勧めは海外YouTuberの動画です。『Nas Daily』や『Drew Binsky』の動画をよく見ていました。
東大受験にとって英語はできないと勝負の土俵に立てない要素があるので、しっかりやっておいたほうがいいと思います。