米マイクロソフトは、チャットGPTを開発したオープンAIとの提携に依存するのではなく、独自に人工知能(AI)チャットボットの有力企業になろうとしている。より先進的なライバルに先んじる取り組みの一環として、マイクロソフトはヘルスケアを、他の主要プレーヤーよりも優れたサービスを提供しAIアシスタント「Copilot(コパイロット)」のブランドを構築できる分野として捉えている。事情に詳しい関係者によると、今月中にもリリース予定のCopilotの大幅アップデートは、マイクロソフトとハーバード・メディカルスクール(医科大学院)の新たな協力関係を反映した初めてのものとなる。Copilotの新バージョンは、ヘルスケア関連の質問に回答する際、ハーバード・ヘルス・パブリッシング部門の情報を活用する。関係者の1人によると、マイクロソフトはハーバードにライセンス料を支払う。
マイクロソフト、AI分野でハーバードと提携 ヘルスケアに注力
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