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最近、なんだか仕事がうまくいかない……。それは、他人軸でキャリアを選んでいるからかもしれない。いっぽうで、成功している人は、何を選ぶにも自分軸を持っている。彼らはどのようにして自分軸を見つけ、育てているのだろうか?※本稿は、有川真由美『肩書がなくても選ばれる人になる 幸せな働き方がつづく45のヒント』(ワン・パブリッシング)の一部を抜粋・編集したものです。
自分軸を見つけるために
常に自問自答を繰り返す
会社の肩書がなくなって“個”として仕事をするようになると、選択肢が激増して迷うことも増えます。
たとえば「どの仕事を選べばいいのか」「この方法しかないのだろうか」「どんな働き方が自分には合っているのか」というように。
私も迷って答えを出すたびに、“自分軸”ができて迷いが減ってきました。
“自分軸とは、「自分の哲学」であり、判断基準。それは、AIや他人に聞いても見つかりません。また、「自分のことは自分がいちばんわかっている」という人にかぎって、思い込みにとらわれてわかっていないものです。
自分という人間は、奥が深い。年齢を重ねたり、環境を変えたり、新しい仕事をするたびに「自分にこんな性質や可能性があったのか」という発見があります。だから、つねに自分に「ほんとうのところ、どう感じてる?」「どうしたい?」と問い続ける必要があるわけです。
長い間、組織でまわりの目を気にしながら生きてきた人は、無意識に“他人軸”で決めてしまいがち。他人の目がなくなると、なにをしていいかわからなくて迷うことやストレスが増えたり、自己肯定感や幸福感が低下したりします。







