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軽度の猫背であっても要注意。加齢とともに進行する「背中の丸まり」が、寝たきりを引き起こすからだ。背中の丸まりは防ぎようがないと思われがちだが、近年は医療や科学の進歩によって、改善できるようになった。現役の医師が、猫背を防ぎ、動ける体を取り戻すための日々の習慣と最新治療法を解説する。※本稿は、野尻英俊『人は背中から老いていく 丸まった背中の改善が、「動ける体」のはじまり』(アスコム)の一部を抜粋・編集したものです。
背中の丸まり対策は
早ければ早いほどいい
医師の手を借りずに、自らの手で背中の衰えを防いで健康的な生活を送れるのであれば、それに越したことはないと思っています。
しかし、どれだけ注意を払ってケアしていても、進行してしまう危険性があるのが、背中の老いの怖さです。
背中の老いが深刻化した場合、自らの手ではどうしようもない病状に陥ってしまうこともあります。
とくに下の「背中の丸まりチェックシート」で、【レッド】に該当してしまった人は、老いが深刻化しており危険度大です。すぐに医療機関を受診して、医師の治療や指導を受けてください。
そのままにしていると、近い将来には日常生活に支障をきたし、場合によっては寝たきりになることもあります。








