世界で評価されている
「巻き込まれ力」
「巻き込まれる」と聞くと、「主体性がなく、何かを押しつけられる」といったネガティブなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、日本マイクロソフト社の人事評価基準の1つには「巻き込まれ力」というものがあり、「どれだけさまざまなプロジェクトに巻き込まれたか」が評価対象となっているそうです。
「巻き込まれる」ということは、周囲から見たときに「一緒に仕事がしたい」「ぜひ協力をしてもらいたい」という魅力や実力の持ち主であることの証である
というのが、日本マイクロソフト社が「巻き込まれ力」を人事評価基準の1つとしている理由だとされています。
では、どうすれば「巻き込まれ力」を磨くことができるのか――。
このことを解説していきたいと思いますが、まずは最初のヒントとして、リリー・フランキーさんの素敵な言葉を紹介したいと思います。
『できる20代は知っている 一流の「巻き込まれ力」』(大嶋 慶、三笠書房)
「仕事は断りません。自分のイメージに合わないなんて言わない。だってオレのことを探してきてくれた人の依頼を断るなんて失礼じゃないですか」
“誘われたら、乗ってみる”
そういうことだと思います。
このマインドを持つことが、「巻き込まれ力」を磨くための第一歩です。
「巻き込まれる」のは、その人に誘いたくなる魅力や実力があるからです。
だから、何か誘われたら、声をかけてもらったら、変に謙遜したり、逃げたりせず、喜んで巻き込まれてみましょう。
そして、見えている世界をどんどん拡張してみてください。







