ゴーゴーカレー名物
「フォークを添える」仕事に苦戦
カレーはフォークを添えて提供される Photo:PIXTA
ゴーゴーカレーではスプーンではなく、フォークでカレーを食べます。お客様にお出しする際にはフォークをご飯に刺して提供するんですが、その作業も僕の担当です。
キャベツを盛り付けた後、フォークを刺してもちょうどいい具合の場所にやらないとパートさんに「違う」と言われて毎回、手直しされてしまいます。
これも慣れていないので仕方ないのですが、何度も何度も位置を手直しされてしまうのはなかなか悔しい。「これぐらいかな?」と10回ぐらいトライ・アンド・エラーを繰り返し、お皿の真ん中よりちょっと左側に斜めに刺すようにするとパートさんから手直しされなくなりました。
店内は全部で20席ぐらいなのですが、常に3割~5割の入りという感じ。なので慌てることもなく、自分のペースで仕事することができました。
来店される方は9割以上が男性。女性はカップルで来店した外国人の方だけ。この外国人カップル、それぞれにカツカレーをオーダーしておいしそうに食べていました。カツカレーが海外で人気だということは知っていたのですが、日本に来て金沢スタイルのカツカレーをチョイスするなんてなかなか渋いですね。
以前、天下一品で働いた際にも外国人客がたくさん来店されていたし、観光客の方々のお店選びもかなり多様化しているなと実感できました。
このカップル、きれいにカツカレーを完食して「Thank you!」と言いながら爽やかに退店されていきました。
お店選びもメニュー選びもパーフェクトだと思ったのですが、一つだけ僕がもったいないなと感じたのはゴーゴーカレー名物のキャベツのおかわりをしなかったこと。ハイカロリーなゴーゴーカレーの背徳感を和らげてくれるキャベツ、次回はたっぷりおかわりしてもらい、ゴーゴーカレーの真髄を味わってもらいたいと思いました。







