「あの人なら、言わなくてもわかってもらえるはず」――。そんな勝手な期待が、相手との関係に修復不可能なヒビを入れることがあるかもしれない。自分にとってかけがえのない相手ほど距離感を丁寧に見極め、大切に接するべきだ。注目の新刊『人生は期待ゼロがうまくいく』(著:キム・ダスル、訳:岡崎暢子)は、人生を軽やかに生きるための87のコツを教えてくれる。本稿では、同書から内容の一部を抜粋・再編集してお届けする。(企画:ダイヤモンド社書籍編集局)
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失礼な人な人がやりがちなこと・ワースト10
親しき仲にも礼儀ありというが、相手がかけがえのない存在であるほど、礼儀は重んじるべきだ。次のような点に気を配りたい。
1.連絡が遅い
2.カッとなってすぐ怒る
3.他人の悪口で盛り上がる
4.一線を越えた発言をする
5.相手の時間、空間、生活を尊重しない
6.欠点を大げさに指摘する
7.大事なことなのに段階を踏まない
8.何ごとも当たり前だと思っている
9.同じ失敗を繰り返す
10.悪評を本人に伝える
身近な関係であるほど、「言わなくてもわかってもらえるだろう」と、つい無遠慮な振る舞いをしてしまいがちだ。
これが職場なら、相手に丁寧に説明もするだろうし、お礼やねぎらいの言葉も添えるはず。それがなければ即刻「礼儀知らず」のレッテルを貼られるからだ。
どんなに気の置けない関係でも、思いやりのない言動は許されない。
自分の人生に欠かせない相手であるほど、礼儀を守るのが当然なのだ。
(本記事は『人生は期待ゼロがうまくいく』から一部を抜粋・再編集したものです。)



