写真はイメージです Photo:PIXTA
面接官の「見る目」に頼った採用をおこなう企業が少なくない。しかし、勘や経験だけでは、優秀な人材を見極めることは難しいし、失敗も次に生かせない。今求められるのは、自社・競合・ターゲットを多角的にとらえる「3つの分析」だ。100社以上の採用支援を手がけた筆者が語る、その体系だった採用メソッドとは?※本稿は、秋山 真『これまでと同じ採用手法で大丈夫なのか?と悩んだときに読む 採用の新基準』(アスコム)の一部を抜粋・編集したものです。
自社のスタイルを把握するには
アンケートの実施が一番の近道
「いい採用を実現させる、3つのステップ」とは何か――。
まず行うべきなのは、自社分析です。
自社分析では、自社で働く人へのアンケートやインタビューを通じて、スタイル(編集注/価値観や行動様式のこと)の種を集めていきます。
アンケートやインタビューの質問項目は、Business(事業のスタイル)、Culture(関係性のスタイル)、Job(仕事のスタイル)、Action(行動のスタイル)という4つの象限と紐づけてつくっていきます。
同書より転載 拡大画像表示
たとえば、
Businessは、「経営者の想い」や「事業への向き合い方」
Cultureは、「社内でよく使われる言葉」や「人と人との関係性」
Jobは、「職種ごとのこだわり」や「活躍する人の特徴」
Actionは、「社員の言動・働き方」や「個人の裁量や判断軸」
Cultureは、「社内でよく使われる言葉」や「人と人との関係性」
Jobは、「職種ごとのこだわり」や「活躍する人の特徴」
Actionは、「社員の言動・働き方」や「個人の裁量や判断軸」







