米企業の最高経営責任者(CEO)が、人工知能(AI)による経済への広範な影響に関し、強気な見解であることが新たな調査で示された。一方でCEOは、労働市場の低迷を見込んでいる。マーケティング企業スタッグウェルの調査によれば、投資家の間でAI関連支出が過熱しているとの懸念があるにもかかわらず、CEOの85%はこれがバブルではなく健全な成長段階に入っているとみている。調査では、自身の見解に最も近い意見を選ぶよう求められている。スタッグウェルのマーク・ペンCEO兼会長は、「この調査から私が受け止めたのは、AIに対する抑制のない熱狂だ」と説明。同氏はマイクロソフトの最高ストラテジストに加え、大統領選の世論調査員やストラテジストを務めた経験も持つ。