95歳まで稼ぎ続けた投資の神様、ウォーレン・バフェット氏「究極の戦略」
テレビ・ネットで「日本のウォーレン・バフェット」と話題! 1936年(昭和11年)、兵庫県の貧しい農家に4人兄弟の末っ子として生まれた。高校を出してもらってから、ペットショップに就職。そこでお客だった証券会社の役員と株の話をするようになったことがきっかけで、19歳のとき、4つの銘柄を買ったのが株式投資の始まりだった。バブル崩壊では10億円あった資産が2億円にまで激減。しかしあれから70年、89歳になった今、資産は24億円以上に増え、月6億円を売買しながら、デイトレーダーとして日々相場に挑んでいる。隠しごとなしに日常生活から投資法まで全部書いた話題の書『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え 資産18億円を築いた「投資術」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。資産24億円に増えた今刊行した“小説形式”だからスラスラ読めて、プロの儲かる知識がドンドンわかる待望の続編は、『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』(ダイヤモンド社)。

【投資歴70年・資産24億円】ウォーレン・バフェット氏が95歳で引退…89歳デイトレの達人も認めた「究極の共通点」写真:川瀬典子

「投資の神様」と私の、意外で幸福な共通点

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットさんと私を比べるのはおこがましいですが、私とはいくつか共通点があると思っています。

1つは年をとっていること(笑)。バフェットさんは1930年生まれ。私より6歳年上です。

そんなバフェットさんは、昨年(2025年)末に米投資会社バークシャー・ハサウェイのCEO(最高経営責任者)職を退き、第一線から身を引きましたが、95歳まで現役を貫いたのですから、私が年齢を言い訳にしていいわけはありません

デイトレでも長期でも変わらない「王道」の条件

デイトレーダーである私とは投資スタイルは違うものの、「事業の内容を理解できる」「長期的に業績が良いことが予想される」「割安である」といった企業の銘柄を買うのは同じです。

結局、長い間株式市場から退場することのない投資家というのは、ある程度自分のスタイルはありつつも、似たような投資スタイルになっていくのではないかと思います。

【解説】時間軸は違えど「本質」を見抜く眼を持つ

バフェット氏のような長期投資と、シゲルさんの行うデイトレード。一見すると対極にあるように見えますが、実は「価値のあるものを、安く買う」という本質は驚くほど似ています。

たとえ数分、数時間の保有であっても、「その企業が何をして稼いでいるのか」「なぜ今、市場から評価されていない(割安である)のか」という根拠を持たずにエントリーするのは、投資ではなく単なるギャンブルです。

株価チャートの動きだけを追うのではなく、その向こう側にある企業の「実力」を評価する癖をつけること。これが、短期でも長期でも、勝ち続ける投資家の絶対条件です。

「退場しない」ことこそが最強の戦略

多くの人が短期間で資産を増やそうと焦り、無理なリスクを取って市場から退場していきます。しかし、バフェット氏とシゲルさんの共通点である「長く相場に居続けること」こそが、実は資産形成の近道です。

生き残っていれば、チャンスは必ず巡ってきます。一度の大きな失敗を避け、小さな利益をコツコツと積み重ねる。この地味な作業を継続できる人だけが、結果として大きな資産を築くことができるのです。

「一発逆転」を狙うのではなく、「明日も相場に参加する状態」を維持することを最優先にしてください。

市場に「引退」の二文字はない

そして、年齢を言い訳にしないことです。市場は常に変化しており、昨日の正解が今日の不正解になることもあります。90代まで現役を貫いてきたバフェット氏が決算書を読み込み、未来を見据えたように、私たちも常に学び続ける姿勢が必要です。

投資の世界において、成長を止めることこそが本当の「老い」なのです。

※本稿は、『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え 資産18億円を築いた「投資術」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。