麻雀もeスポーツの定義に入るゲームと言える。ただ、麻雀プロは、普段はスーツにネクタイでの対局が一般的だ。麻雀界は将棋のような格式がありスポンサーがついて、選手が対局料や賞金で食っていける世界を目指していた。
しかし、昭和の時代から賭け麻雀の印象が強いせいかイメージが悪く、スポンサーの獲得は進んでいなかった。
力不足と計画の甘さを
痛感させられることに
こんな状況を打破するため、一気にイメージチェンジすべく、スポーツウェアで、個人戦ではなく団体のチーム戦で、という劇的な変化は我ながら良いアイデアに思えた。
私はプロアマ混合の大会、「麻雀最強戦2014ファイナル」に優勝したことで、プロの世界との関わりが生まれた。その後、もっと強くなろうと競技麻雀の稽古に付き合ってもらって、プロ雀士たちと親しくなった。
対局後の打ち上げの場で彼らの身の上話を聞くと、麻雀プロでは稼げない、社会的に認められないことに悩んでいた。
麻雀プロの世界は、プロ団体が1つにまとまっておらず、連盟や協会などがいくつも乱立していた。賭け麻雀の問題のみならずバラバラのルールなど、皆が損をしている状態だったのだ。
そこでMリーグの構想を思いついた時、見た目(スポーツウェア)も大会(団体戦)も既存のものとは全く変え、私の立場(中継するABEMA)から各団体に協力を仰げば、次元を変えたところで麻雀界を1つにまとめられるかも、そう思った。
この構想を実現まで漕ぎ着けるのには自信があった。なぜなら、我々と同じネット企業はスポーツへの参入意欲が高いからだ。
プロ野球の楽天やDeNAはもちろん、JリーグにメルカリやMIXI、GMOは陸上に参入している。コストの安い麻雀のリーグなら気軽に参加できるし、長年の私との付き合いや会社同士の関係からも、まず断られることはないだろう、そう踏んでいた。
ところが、当たりをつけた各社に出向いて構想を説明したところ、後日連絡が来て心苦しそうに色んな理由を言われ、軒並み断られた。







