「真面目な人」ほど
お金持ちになれないワケ

 ここで耳が痛い話をしましょう。

 お金持ちになれない人ほど、次のようなことを言います。

・ それって意味あるんですか?
・ 回収できるんですか?
・ 今の自分にはまだ早い気がします

 要するに、損をしたくない、恥をかきたくない、無駄なことをしたくないという気持ちが前面に出てしまっているのです。

 しかし、成功し、富裕層の世界に途中から参入するためには、「意味がわからない」「無駄に見える」「非効率」そういうものの中にしか、次のステージへの入口は存在しません。これは、会社員の出世競争でも同様でしょう。

 みなさんが会社員であれば、直属の上司や、他の部署の部長や役員などからランチや飲み会に誘われることがあるかもしれません。「今は仕事が忙しいし、本業に関係のないムダな時間」と捉えて断るか、「上の人と話す良い機会かも」と捉えて参加するかは、その人次第です。

 人生は、自分の力で全部何とかなるものでもありません。良くも悪くも、他人が介在する余地が大きいもの。であれば、「他人から引っ張られる力」を使わない手はありません。

 少なくとも誘われるあなたは、「面白いやつ」「見込みのあるやつ」と思われているということです。面白くないヤツはそもそも誘われません。

 お金持ちにとって、高級時計や高級車も大切ですが、それよりも自分より格上の人間が集まる空間に金と時間を使います。

「飲み会」や「麻雀」など、一見くだらない、遊んでいるだけの会に見えるかもしれませんが、そこには次のステージの人間が集まっていて、自分にとっての学びがある、と彼らは感じているのです。

運がいいかどうかは
「どこに立っているか」で決まる

 では、なぜ多くの人は、そうした「引っ張られる場所」に呼ばれないのか。

 答えは簡単です。呼ばれる準備を、意識的に避けているからです。

・ 今の人間関係が心地いい
・ 身の丈に合わないことはしたくない
・ 自分のペースを崩したくない

 こうして「安全な人生」を選び続けた結果、誰からも引き上げられない“安定した一生”が完成してしまうわけです。