上位・中堅上位の女子校
引き続き2回入試校の上位・中堅上位校を見ていこう。鴎友学園女子には、約180人を募集するBランクの1日[1回](523人・2.7倍)とAランクの3日[2回](509人・3.6倍)がある。後者は約40人募集だが、合格者数はそれぞれ197人と140人となっている。志望者数は1割増と微減で、少しだけサンデーショックの恩恵を受けそうである。
いずれもBランクの吉祥女子は、1日[1回](548人・2.9倍)とAランクから下がった2日[2回](755人・3.3倍)を行っている。2日から1日に10人を移したことで、募集人員は[1回]144人と[2回]90人なったが、受験者数も合格者数も後者の方が多い。志望者動向は、前者が2割増に対して後者が4割減と実に対照的となっている。サンデーショックで受ける影響がとても大きく、募集人員を減らしたとはいうものの、例年よりも2日の入試回は狙い目となりそうだ。
東洋英和女学院はBからCランクに下がった[A](242人・2.5倍)を1日から2日に移動している。10月で6割、11月でも3割強の志望者数増で、やはりサンデーショックの恩恵を受けることになりそうだ。ところがBランクの3日[B](254人・4.4倍)は3割減まで緩和傾向が進んでおり、受験者数・倍率共に緩和が予想され、受けやすくなりそうだ。
いずれもBランクの頌栄女子学院は、4科と併願可能な英語利用入試(英検取得級数みなし得点+国数2科)を新設、面接は行わないことになった。募集人員を特に定めていない12月6日実施の[帰国生]で、「英語」(64人・1.3倍)、「3教科」(75人・1.4倍)により、85人の合格者をすでに出している。各100人を募集する1日[1回](222人・2倍)と5日[2回](346人・3倍)は、3割増と2割減と対照的だ。1日は東洋英和などの抜けた穴を埋めているものの、上位校女子受験生最後のとりでとなる5日は弱含みとなっている。
ここ数年受験者数を増やしてきた学習院女子だが、26年は緩和傾向にあるようだ。BからCランクに下がった1日[A](296人・2.7倍)とBランクの3日[B](297人・7.4倍)は受験者数がほぼ同じなのに、合格者数は108人と40人とほぼ募集人員に沿っている。志望者数は1日が1割強、2日が2割弱とそれぞれ減少となっており、23年の[A](224人・2.2倍)と[B](181人・3.7倍)まではいかないものの、受けやすくはなりそうだ。
香蘭女学校も、立教大学への内部推薦枠が全員分確保されたこともあり人気が続いた。1日[1回](337人・3倍)と2日午後[2回](502人・4倍)は、いずれも徐々に志望者数を減らして1割前後の減少傾向となっている。







