だとすると食事休憩のために六本木にやって来た可能性がある。
過去2回の外出ケースは、羽田新飛行ルートの下を超低空でくぐってやって来た。この2回の外出目的も食事休憩だったとしたら、日本の警察や消防のヘリでも緊急時にしかしないような飛行を食事休憩のためにやっていることになる。
六本木のピザ店で
くつろぐ米軍兵士
それからしばらくたった2023年3月6日、4回目となる外出を目撃する。
午前11時50分過ぎ、センターに飛来したブラックホークから軍幹部とみられる男性らが降りた。4人のクルーはそれを見送ると、私服に着替え始めた。
わたしは彼らの特徴を覚えるとセンターの正門に向けて走った。今度は間に合った。正門に着く前に六本木の繁華街に向かって歩いている4人とすれ違う。さりげなくあとをつける。六本木ヒルズ手前のビルの前で足を止め、2階のピザ店に入った。
わたしも入店する。店内はカラフルな色調でアメリカンな雰囲気。壁にあるポスターやメニューは英語で書かれている。客のほとんどが外国人だ。わたしは4人の近くのテーブル席に座り、メニューを見る。米国で好まれる分厚い生地のピザが売りのようだ。
店員にピザのランチセットを注文して、4人の様子をうかがう。もう注文を終えたのだろう。店内のモニターに流れている海外番組を眺めたり、スマホをいじったりしている。時折言葉を交わすが、内容までは聞き取れない。結局、ボリューム満点のピザを堪能しただけだった。
同じピザ店には、2023年5月8日に飛来したブラックホークのクルー5人も立ち寄った。店の外で待っていると、5人のうち4人がテイクアウト用の大きな袋を持って出てきた。みな笑顔でうれしそうだ。そのままセンターに戻り、ブラックホークで飛び去った。
日米同盟のためなら
なんでも許されるのか?
こうした光景を繰り返し目撃するうちに、わたし自身が感じていた違和感の理由がわかってきたような気がした。
軍用ヘリで六本木にやって来た米兵たちが、休憩を利用して街に繰り出し、ラーメンやピザを食べる。それ自体は大した問題ではない。







