反対意見を出すときに
重要なのは論破しないこと
「有名なプロプレイヤーがこう言っていたから」を反論の理由に挙げる人もときどきいますが、目の前の仲間の意見を優先できないのであればチームをやめるべきです。検証したいという意図であれば異なる視点をもたらす有意義な発言かもしれませんが、否定ではなくお願いする態度で行くべきです。
『カードゲームで本当に強くなる考え方』(茂里憲之 ちくまプリマー新書、筑摩書房)
重要なのは論破を目指さないことです。反対意見を出す目的は、必ずしも相手に意見を変えさせることではありません。まずは意見が異なる理由を掘り下げましょう。理由、理由の理由……と掘り下げていった先にある、最も根本的な意見の違いを特定しましょう。
その過程でどちらかが誤りに気付いて意見を変えることもあれば、そうでないこともあります。必ずしも全ての判断を論理立てて説明することはできません。
建設的な議論を経たうえでなお根本的な違いに至ったならば、それはむしろ喜ぶべきことです。あなたと違う考えをもっている仲間は、あなたが気付いていない何かに気付いているかもしれません。
一緒に練習を続ければ、新たな発見をもたらしてくれるかもしれません。「結論が違うこと」そのものよりも、「違う結論に至るまでの互いの前提の違い」に注目して、学びの機会を喜びましょう。







