1時間の会議が20分で理解できる!? 人生が変わる「耳の筋トレ」とは?
「読むのが速い人の秘密」とは?
読書中、私たちは文字を脳内で“音”に変換し、その音で理解しています。ポイントは「音の理解速度」。ここを鍛えれば、読書は一気に変わります。本連載は、耳から脳を鍛え、速読力を高める「速聴トレーニング」をお伝えするものです。脳を鍛えることで、理解力、記憶力、集中力もアップします。そのノウハウをまとめた『耳を鍛えて4倍速読』より内容を抜粋し、ご紹介します。

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1時間の会議が20分で理解できる!? 人生が変わる「耳の筋トレ」

 本日は、あなたの情報処理能力を劇的に上げる「速聴トレーニング」についてお伝えします。

 速聴トレーニングとは、高速音声を聴き、その音声の速度を徐々に上げることで脳の速度感覚を訓練するものです。考えてみてください。私たちの脳は「速い」「遅い」という速度感覚を持っています。例えば、1秒間に3回の音(「パッパッパ」)よりも、1秒間に5回の音(「パパパパパ」)のほうが速いと認識します。この感覚を利用するのが速聴トレーニングなのです。

 わかりやすく言えば、同じ時間内により多くの音の信号をキャッチすることで、速度感覚を成長させていくことが期待できます。「耳の筋トレ」とイメージしてください。最初は無理だと思っても、脳が徐々に適応していくのです。

速読だけではなく、理解力や集中力にも効く!

 速聴トレーニングのプロセスは、脳にとって新しい情報処理方法を学習することを意味します。一度高速処理に慣れると、その能力は聴き取りだけでなく、日常会話や会議での理解力向上にも影響します。

 例えば、速聴トレーニングによって3倍の速度で音声を聴き取る能力が身につけば、同じ時間内に処理できる情報量は理論上3倍になります。具体的には、1時間の講義内容を20分で聴けるようになるわけです。

 さらに、速聴トレーニングは、脳の処理能力を維持・向上させることで、「読書速度」そのものの底上げにもつながります。例えば、4倍速で聴き取る能力が身につけば、2倍速の音声教材を「ゆったり感」をもって処理できるようになり、余裕のある効率的な学習が可能です。

(本原稿は『耳を鍛えて4倍速読』の一部抜粋・加筆を行ったものです)