精神医学が解明した“運勢の正体”
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。
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運勢を変える方法
今日は、精神医学的な観点から「運勢を変える方法」についてお話ししたいと思います。
年が明けると、「今年の運勢」や「運気を良くしたい」といったスピリチュアルな話題がよく出てきますよね。私はそちらの専門ではありませんが、精神医学や心理学の視点からでも「運勢」について語ることは十分に可能です。
運勢を変える鍵は「行動パターン」
精神医学や心理学の分野には、カウンセリングの代表的な手法として「認知行動療法」というものがあります。これは、自分の「認知(ものの考え方)」の癖を自覚し、「行動」のパターンを変えていくことで、より良い状態を目指す療法です。
中には、特に「行動」だけに焦点を当てた「行動療法」というものもあり、これも高い効果を上げています。私たちの立場からすると、この「ものの考え方」と「行動のパターン」こそが、運勢を変える正体なのです。
運気が低迷する原因とは?
「最近、運勢が停滞している」「運気が悪い」と感じる人がいます。スピリチュアルな観点はさておき、精神医学的にその原因を一言で言うなら、「行動が変わっていないから」です。
行動が変わらなければ、同じパターンの中で生きることになり、生活はマンネリ化します。当然、そこから生まれる結果も同じものになり、運気も低迷しているように感じるわけです。
これを改善する方法はシンプルです。行動を変えればいいのです。認知(考え方)を変えることも大切ですが、それだけでは現実は動きません。運勢を良くするためには、具体的なアクションを変える必要があります。



