「世の中で良いと言われていること」を試してみる

年齢を重ねるほど、仕事のやり方も生活習慣も固定化されがち。すると、予想通りの結果しか得られなくなり、「最近パッとしないな」と感じるようになります。では、どう行動を変えればいいのでしょうか?

理想的には「本当に自分がやりたいこと」を見つけて行動するのが一番ですが、もっと手軽な方法があります。それは、「世の中で一般的に『良い』とされている行動を、とりあえずやってみる」ことです。

避けるべきこと:浴びるほどお酒を飲む、不規則な生活、浪費など(多くの人がやってみて良くなかったこと)
試すべきこと:早寝早起き、運動、友達作り、規則正しい生活など(ポジティブなイメージがあること)

自分にとって「良いらしいけど、やっていないこと」をリストアップして、手始めにやってみるのです。

人生はRPG、新しい「魔法」をどんどん覚えよう

新しい行動を試してみて、もし辛かったり、自分に合わなかったりしたら(例えば、早起きで逆に体調を崩すなど)、すぐにやめてしまって構いません。重要なのは、「新しいことに取り組み、良かったものだけを残していく」というプロセスです。

これはロールプレイングゲーム(RPG)に例えると、「新しい魔法を覚える」ようなもの。覚えた魔法が役に立たなかったら、唱えなければいいだけのこと。逆に、使える魔法が増えれば、人生はどんどんバージョンアップして楽しくなります。

頑固になって行動を変えなくなることが、運勢を悪くする一番の原因です。「食わず嫌い」をせず、どんどん試していきましょう。

「やめること」も立派な行動変容

最後に、もう一つ大切なことがあります。「行動を変える」というのは、新しいことを始めるだけではありません。「今の習慣をやめる」ことも重要な行動です。

「なんとなくパッとしないな」「労力の割に報われないな」と薄々感じている習慣があれば、それをやめてみる。断捨離のように、不要なものを捨てていくことも立派なアクションです。

良さそうなことは新しく取り入れる
ダメだったらやめる
自分にとって良くない習慣も手放す

これらを繰り返していくと、自分の生活が自動的に「最適化」されていきます。これこそが結果的に、「運勢が良くなった」と言える状態なのではないでしょうか。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。