元首相の竹下登 Photo:Thierry Orban/gettyimages
ラフカディオ・ハーンが
英語教師をしていたことも
日本海に面し、島根県の県庁所在地である松江市。県立松江北高校は旧制松江中学を前身とする伝統校で、2026年に創立150周年を迎えた。
NHKの「朝ドラ」(連続テレビ小説)として3月まで放送される『ばけばけ』。明治時代に日本国籍を取得した作家で『怪談』の作者として知られ、日本文化紹介者でもあったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と妻セツがモデルになっている。
ハーンは明治時代半ばのわずか13カ月間(1890年8月~91年10月)ではあったが、松江に滞在した。松江北高校の前身だった県立尋常中学校と島根県尋常師範学校(現島根大学)で英語教師をしていたのだ。『ばけばけ』ではその松江が舞台になっており、ハーンの『英語教師の日記から』には、「この土地の魅力は本当に神が住んでいる土地の如くに実に魔術的である」と書かれてある。
朝ドラでは、ハーンと生涯の友情を保った人物として知られる尋常中学校校長心得の西田千太郎(同校中退)と、当時の生徒3人もモデルとして登場、ドラマをもり立てている。番組では西田役を、俳優の吉沢亮が演じている。
松江北高校の歴史は、1876年に教員伝習校内に変則中学科が創設されたことに始まる。その翌年には松江中学として独立した。さらに、尋常中学―松江中学―松江第一高校などと、校名はしばしば変遷した。
1949年の学制改革による新制高校発足時には、旧制松江高等女学校の流れをくむ学校などを統合し男女共学の松江高校という名称になった。その後の61年に生徒増に対応するために北と南に分離された。松江南高校が新設され、在来の松江高校は松江北高校という校名に変わった。







