14日夜、フランス山岳歩兵部隊の隊員15人がデンマーク自治領グリーンランドへの米国の侵攻を抑止する任務の第1歩として滑走路へ行進し、「グリーンランド・エクスカージョンズ(周遊)」と書かれたバスに乗り込んだ。その200マイル(約320キロ)北にある空軍基地では、デンマーク軍のC130輸送機からスウェーデン軍の兵士が降り立ち、ドイツ陸軍の偵察チーム13人も2日間の派遣に向け動員された。欧州各国は北極圏において、小規模ながら前例のない形で軍事および外交資産の増強を進めている。米国と最も近いこれらの同盟国は、グリーンランドの価値を引き上げようとしている。ある欧州高官は、グリーンランドが「簡単な獲物」ではないことを米国に示すことも目的の一つだと述べた。