【金(ゴールド)】25本もある金投信、何を選べばいい?→選び方を間違えると“損する”ワケ

金(ゴールド)価格の高騰を受けて、金に投資する投資信託(以下、投信)に人気が集まっている。2025年に買われた投信トップ10を見ると、金価格に連動するタイプが2本もランクインしていた。金投信は新規設定も増えており、どれを選ぶか悩んでしまう人も多いだろう。そこで、今回は人気の金投信3本の特徴を解説!商品性をきちんと知った上で、自分に合った1本に投資しよう!(ダイヤモンド・ザイ編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2026年3月号の「2026年も投信で【金】を買え!」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

金投信を選ぶときは、まず純資産額からチェック!
人気の投信には買いが集まる理由がある!

 世界的に需要が拡大している金。投資方法はゴールドバーの現物を買う、純金積立をするなど、いくつかの選択肢があるが、おすすめなのは投信だ。金投信なら、現物の金のように保管に気を遣う必要がない。その他の投資方法に比べて、購入時や保有中のコストがバツグンに安いというメリットもある。そのうえ、NISA(少額投資非課税口座)で投資することも可能だ。

 すでに金投信は人気が沸騰し、近年、金に投資する投信は相次いで新規設定されている。2025年12月時点で、その数は25本に達しており、どれを選べばいいのか頭を悩ませている人もいるだろう。

 金に詳しい楽天証券経済研究所の吉田哲さんは「まずは、純資産額の大きさをチェックすべきです」とアドバイスする。純資産額の大きさは、人気の表れでもあるからだ。逆に、純資産額が小さい投信は、早期償還(運用が途中で強制終了すること)のリスクが大きくなる。

 また、ひと口に金投信といっても、少しずつ違いはある。そこで、以下では純資産額が大きい人気投信3本の特徴を解説していこう(※以下、基準価額や騰落率などのデータは2025年11月末時点)。

 最初に紹介するのは「ピクテ・ゴールド」(ピクテ・ジャパン)だ。

「ピクテ・ゴールド」は、購入した金をスイスのジュネーブにあるピクテ銀行の地下金庫で保管。スイスは永世中立国であることから戦争や災害時に強く、主要国で万一何かが起きても、安全な場所に隔離しておける。この安心感から人気が高く、金投信で純資産額はトップだ。