そして僕がPCの情報を確認し、「名簿確認」欄に赤ペンでチェックを入れて隣の別の担当の方に入場整理券を渡すと投票用紙発行マシーンから投票用紙が発行され、その投票用紙と入場整理券を有権者の方に手渡すというのが一連の流れ。とにかく、僕の作業はひたすら赤ペンでチェックを入れるだけです。

 なので、仕事自体は超簡単。作業には3分で慣れたので後はこの先、10時間以上ある勤務時間をどうやって楽しく過ごすかにフォーカスします。

 とりあえず隣の名簿確認用PCの情報を眺めてみると画面に「男性○人、女性△人、合計◇人」とこれまでに投票受付をした人数が表示されています。

 僕が業務開始した時点では合計で200人ちょっとだったこの人数が最終的にどのぐらいまで行くのか? 男性と女性、どちらが多いのか? ここを予想してみることに。「1500人ぐらい、女性の方が多い」という形になると予想を立ててみました。

休憩は1時間に10分
かなりホワイトな職場

 受付の仕事をしていると、本当にさまざまな年代の方が投票に来ていると実感します。

 ちなみにこの日、投票所にいらした方の最高年齢は96歳。どんなに足が悪くても、体調が悪くても、天気が悪くても気合で投票所に来て清き1票を投じる高齢者の皆さんの姿を見て背筋が伸びる思いでした。また、今回がはじめての選挙となる18歳の若者たちの姿も印象的でした。お若いのに選挙に積極的に参加していて立派ですね。「これに懲りずに何度も選挙に来てね!」と心の中で思いつつ、入場整理券に赤ペンでチェックを入れておりました。

 入場整理券を忘れてくる人もちらほら目につきますが、整理券がなくても投票はできます。忘れた旨を伝えると、別のテーブルで担当の方がその方の住所、名前、生年月日を確認し、紙の選挙人名簿をチェック。整理番号を手書きで入れた入場整理券を再発行し、それを使って通常のPC名簿チェックをして受付するという流れです。

 これができるのも投票日当日は投票できる投票所が限定されるから。投票所ごとの名簿はキングファイル2冊分ぐらいなので、住所から探すアナログな確認作業でもなんとかなるようです。

 逆に言うと入場整理券があっても、その整理券に書かれた投票所と違うところに来てしまうと投票はできないんです。実際、僕の働いていた投票所とは違う投票所の入場整理券を持ってきてしまい、「あなたの投票所はここではありません」と正しい投票所の場所を案内されている人をたくさん見かけました。