残り10分で投票所に来る方が10人以下であれば、今マシーンに入れている投票用紙で完結でき、投票所を閉めた後のチェック業務が楽になるため僕の周りの職員さんは「なんとか10人でおさまってほしい!」と願っている模様。

 投票所入口あたりで3人ぐらい、候補者をじっくり検討している方の姿が見えるので、それ以外の来場者が7人以下だったらなんとかなる状況となり「終了間際、どうなるのか!?」とスリリングな展開が発生しました。

 そんな状況下で1人、また1人と有権者の方が来場。僕の隣で名簿確認をしていた女性が「あと6人……5人になりました!」と逐一、投票用紙補充担当の方に報告していきます。結局、残り5分の段階でドカドカドカッと来場者が来て残り2枚となってしまいゲームセット。補充担当の方がしぶしぶ投票用紙を20枚ほど追加していました。

 残り3分ぐらいで投票所内に時報が流されました。これが8時ちょうどになったら投票所終了。入口でじっくり検討していた方々もこの段階で受付を済ませ、投票を始めました。

 最後の1人が比例代表の投票を終えたあたりでちょうど8時となり、投票立会人の方が「午後8時になりました。これにて当投票所を閉鎖いたします」と宣言し、投票所の入口を閉めて終了。最終的に2500人以上の方が投票したようです。男女では女性の方が多かったようでした。

 そしてここから、撤収作業がスタート。

 以前、投票所設置のスキマバイトもやりましたが、ここの投票所は業者に任せるのではなく、自治体の職員さん自身で設置&撤収作業もするみたい。掲示物を剥がし、投票台や椅子、テーブルを畳んで床の養生シートを撤去します。

 投票箱は鍵をかけて開けられないようにし、輸送用の車に自治体の担当の方が投票箱を持ち込んで乗り込み、開票所へと輸送していきました。「さすが、不正が起きないように厳重だ!」と感心してしまいました。

 投票用紙発行マシーンも専用の箱に収納し、ホールの倉庫にしまいます。選挙用の器具は全部、この倉庫に入れておくシステムなんですね。そんな感じで1時間ぐらいでサクッと撤収作業も終了して解散となりました。

 担当者さんから「おかげで無事に早く終えることができました。お疲れ様でした」とねぎらいの言葉をいただき、爽やかな気分で仕事を終えることができました。今回の投票所スキマバイトでまた一つ、選挙に対する理解が深まり、とてもいい経験ができました。次の選挙でもまた何か、お仕事にトライしてみたいと思っております!

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