答えは、部長・本部長は「自分の担当領域のことを考える人」であるのに対して、CxOが「会社全体のことを考える人」であるということです。
CSOはSales(販売)のことを考えていませんし、CMOもMarketing(マーケティング)のことなんて考えていません。
CxOが考えているのは「会社経営」「会社の方向性」です。その際に、xに入っている部分、つまり、SalesやMarketingという切り口を持っているというだけなのです。
肩書はともかくとして役員陣は、そういう視点で会社を見ています。
そういう人に対して、「うちの部門が社内で有利になるように」「うちの部門が隣の部門よりも高い評価になるように」というような話をするのは、完全にお門違いです。
会社全体における「パーツ」として
自分のチームを位置づける
そのように考えると、あなた自身の視座も上がると思います。
それと同時に、自分のチームの位置づけについても、意識が変わるはずです。
例えば……
売り上げについて
× 自チームの売り上げを最大化するためには、どうすべきか
○ 会社全体の売り上げはどこを目指しており、それは実現可能なのか
→そのために、自チームはどれくらい貢献できるのか・するべきか
活動方針について
× 自チームは、今期どういう活動をするのか
○ 中長期的に、会社はどの方向に向かうのか
→そのために自チームは、今年・来年・再来年にどういう役割を担うべきなのか
メンバー構成について
× 自チームの今季の成果最大化のために、優秀な人材を集めたい・離したくない
○ 会社全体・事業全体が中長期的に成長するためには、どういうリソース配置が求められるか
→そのために、現在の人員を、このまま自チームで抱えていて良いのか
という具合です。
とはいえ、あなた自身がマネジャーとして率いているチームが、与えられた目標を達成しないのは問題があります。
それはそれで、一所懸命にやるべきです。
しかし、役員陣と話すときに、「自分のチームが」を前面に押し出すのは、お勧めできません。
彼らの見ている景色に、あなたの焦点を合わせましょう。







