女子の狙い目は「桜美林」と「日大第三」

 Gランクが中心となる啓明学園(昭島市)は、25年に86人が受験した。1日[1回](男子12人・1.3倍、女子10人・1.1倍)、1日[適性1回](男子10人・1.4倍、女子4人・1倍)、1日午後[1回午後](男子9人・1.3倍、女子7人・1.2倍)に受験生は集まっている。

 25年に192人が受験した東海大学菅生(あきる野市)はGランクが中心となる。全体的に志望者数は減少傾向にある。出願時に中高一貫コースか医療・難関大コースを選ぶが、スライド合格が相互にあるため、両コースを分けずに合算しよう。1日[1回A](男子49人・1.1倍、女子23人・1.1倍)、1日午後[1回B](男子44人・2.3倍、女子21人・1.1倍)で多くが受験している。

 多摩大学附属聖ヶ丘(多摩市)もGランク主体で、緩和傾向の入試回が目立つ。最多の受験生が集まる1日午後[2回](男子91人・1.4倍、女子60人・1.4倍)は男子が2割弱増で女子が微減となっている。2日[3回](男子52人・1.5倍、女子26人・3.3倍)は男女共に半減以上の大幅緩和で、1日[1回](男子41人・.7倍、女子22人・1.6倍)は男子が減少傾向で女子は上向いている。

 ここからは町田市にある4校を見ていこう。25年に1031人が受験した桜美林はFランク主体の人気校である。受験者数が最多の1日午後[午後](男子192人・1.8倍、女子137人・1.6倍)は男子2割半と女子1割強のそれぞれ減少、2日午後[午後](男子111人・2.5倍、女子71人・2.7倍)も男子2割強と女子1割弱のやはり減少となっている。志望者数が最多の3日午後[午後](男子68人・4.3倍、女子56人・4倍)は男子2割半減で女子微減と弱含みである。

 25年に3つの入試回で671人が受験したFランクの日本大学第三も全体的に志望者数緩和傾向にある。1日[1回](男子179人・1.7倍、女子140人・1.5倍)は男子が2割増で女子は4割減と大きく分かれている。2日[2回](男子132人・2.3倍、女子102人・2.1倍)は男子が増減傾向で女子は1割半減、3日[3回](男子74人・3.2倍、女子44人・4.4倍)は男子1割増で女子1割半減となっており、女子はどの回も狙い目となりそうだ。

 ご近所同士の和光と玉川学園も全体的に緩和傾向となっている。内部進学者を含め144人で4クラスとなる和光は、3つの入試回で約50人を募集、25年は85人が受験した。1日[1回](男子26人・3.7倍、女子18人・2.3倍)、4日[2回](男子15人・3.8倍、女子8人・2.7倍)、11日午後(男13人・6.5倍、女子5人・5倍)といずれも倍率は高めで、これがどこまで緩和するのだろうか。

 一般クラスで110人程度を、国際バカロレア(IB)クラスで10人程度を募集する玉川学園は、25年に合計361人が受験している。最多の1日午後[2回](男子73人・1.8倍、女64人・2.1倍)は男子が1割弱増だが、女子は6割も減少している。1日[1回](男子52人・2.1倍、女子32人・1.9倍)は男子1割強減で女子3割半減と、やはり女子の緩和傾向が強い。2日[3回](男子36人・2.1倍、女子31人・1.9倍)も、男子微減で女子4割減となっている。こちらも女子にとっては実に狙い目の入試がそろうことになりそうだ。