高倍率が続く「淑徳巣鴨」

 淑徳巣鴨(豊島区)は、Eランクのスーパー選抜コース「スカラシップ」とFランクの特進コース「一般」を3回ずつ行い、それぞれ70人を募集する。志望者数は全体的に上向きで、「スカラシップ」は各回の受験者数が男女各100人程度と平準化している珍しい学校だ。とはいえ、いずれも3倍以上でハードルは高い。

 1日午後[1回スカラシップ](男子110人・4.4倍、女子110人・6.1倍)は男子微増に対して女子2割半増、2日午後[2回スカラシップ](男子112人・7倍、女子108人・5.4倍)は男子3割半強増に対して女子微減となっている。3日[3回スカラシップ](男子108人・6.8倍、女子115人・8.2倍)は男子1割弱減で女子2割半増と、いずれも男女の増減傾向が逆向きになっているようだ。

 2科の1日[1回一般](男子94人・3.9倍、女子111人・5.3倍)は、女子3割増に対して2割半減の男子にとっては狙い目の入試回といえなくもない。「未来力」か「算数1科目」の2日[2回一般](男子79人・5.6倍、女子86人・3.9倍)は、男子4割半で女子4割のそれぞれ増加というさらにハードルが上がりそうな入試回となっている。2科の4日[3回一般](男子97人・8.8倍、女子86人・9.6倍)は男子微減で女子2割増なのだが、倍率が高すぎて狙い目感はないだろう。

 Gランクの城西大学附属城西(豊島区)は、男子受験生の数が女子より多い傾向にある。11月は大きく上向いている入試回も見られたが、12月には落ち着いている。受験者数が多いのは1日午後[1回午後](男子107人・2.4倍、女子44人・2.3倍)と2日[2回](男子88人・1.3倍、女子66人・1.2倍)だが、志望者数は男子前年並みと女子1割強増、男子1割増と女子1割減となっており、倍率を考えると[2回]が狙い目入試回と思える。

 最後の希望となりそうな日程では、5日[3回](男子49人・2.5倍、女子17人・3.4倍)が男女共に1割半減、7日[4回](男子37人・1倍、女子16人・2.7倍)も男子微減と女子減少傾向になっており、万が一への備えとして心に留めておくといいかもしれない。いずれも当日の8時10分まで出願を受け付けている。

 順天堂大学系属理数インター(中野区)は、2科・4科型と適性検査型に加えて新タイプ型の多彩な入試が用意されている。受験者数が多いのは3回行う[適性検査型]で、25年の受験者数合計788人のうち451人を占めている。注目は25年に導入された順天堂大学医学部への内部進学を目指す25人募集の[医学進学(特待選抜)]だろう。DからEランクに下がっているが、1日午後[医学進学1回](男子23人・2.1倍、女子12人・3倍)と4日午後[医学進学2回](男子32人・3.2倍、女子21人・3.5倍)で、志望者数はそれぞれ男子4倍増と女子2.4倍増、男子2.8倍増と女子6割半強増と爆発的に増えている。

 25年に合計242人が受験したGランクの実践学園(中野区)は、全体的に緩和傾向にある。受験生が多く集まるのは男子が大きく緩和傾向にある1日[1回](男子54人・1.6倍、女子30人・1.4倍)と女子が大きく増加傾向にある3日[3回](男子43人・2.2倍、女子17人・1.7倍)である。倍率的に狙い目となる2日[2回](男子27人・1.3倍、女子22人・1.2倍)は男子が大きく緩和傾向で女子は1割半増だが、26年も受けやすい状況は続きそうだ。