人気が衰えない「日工大駒場」と「目黒日大」
目黒区にも中位校が集まっている。ここ数年の日本工業大学駒場の勢いは受験者数の合計を見るとよくわかる。22年906人から23年1368人、24年1414人、25年2159人とすっかり人気校の仲間入りをしている。6つの入試回で男女合計240人を募集するが、元男子校の名残なのか、女子は受験生の7人に1人にとどまり、倍率は男子が2倍くらい高い。いずれもハードルが高いので、特に狙い目の入試回は見当たらない。
Fランクの1日[1回](男子265人・2.9倍、女子58人・1.4倍)は男子2割半増に対して女子は2倍増、1日午後[2回](男子397人・6.1倍、女子80人・3.1倍)は男子微増で女子6割強増、2日[3回](男子297人・7.1倍、女子59人・4.9倍)は男子前年並みで女子2割弱増となった。
ここからは男子が2桁倍率になる。2日午後[4回](男子340人・16.2倍、女子41人・4.1倍)は男子が1割強減で女子は6割半強増、3日[5回](男子294人・14.7倍、女子24人・4倍)は男子微減と女子5割半強増、5日[6回](男子273人・11.9倍、女子31人・10.3倍)は男子微増と女子7割半増と2桁倍率でもさらに人気が高まっている。
志望者数が大幅増の傾向となっている目黒日本大学。最多の受験生が集まる2科の4日午後[4回](男子148人・4.8倍、女子112人・5.6倍)は、EからDランクに上がった男子が微増でDランクの女子が4割半増と勢いがある。4科の1日[1回](男子60人・3.2倍、女子86人・3.1倍)はFからEランクになった男子とEランクの女子が共に6割増となっている。Dランクの1日午後[2回](男子58人・3.4倍、女子25人・6.3倍)は合教科型の算理で行われ、男子1割増で女子微増となっている。Eランクの2日[3回]は「4教科型」(男子69人・4.1倍、女子77人・5.9倍)が男子2割増で女子5割弱増とさらに勢いがある。いずれも高倍率なので、狙い目入試回は見当たらない。
募集人員94人の進学クラスと20人の特進クラスで入試を行う多摩大学目黒は、入試回と男女によって増減傾向が入り組んでいる。最多の受験生が集まるEランクの1日午後[特待・特進1回](男子158人・2.4倍、女子59人・1.7倍)は男子微減で女子1割強減と緩和傾向にある。こちらが狙い目入試回になりそうで、入試当日の午後1時半まで出願を受け付けている。次に多い6日[特待・特進5回](男子155人・3倍、女子46人・2.9倍)は男子微増で女子2割半増の増加傾向、3日午後[特待・特進3回](男子137人・3倍、女子57人・2.4倍)は男子3割強増で女子1割半増とこちらも上向いている。
Gランクの目黒学院は4つの入試回で中高一貫コース約36人を募集している。25年は合計116人が受験したものの、女子受験生は7人(合格者5人)にとどまる。3日午後[3回](男子38人・1.4倍、女子5人・1.3倍)が最多の受験生を集めているが、志望者数が少なめとはいえ、女子の増加傾向がうかがえる。
やはりGランクの八雲学園は男女144人を募集するが、志望者数が上向きな入試回が多く見られる。最多の1日午後[2回](男子59人・1.2倍、女子62人・1倍)は男子2割半増と女子5割半増と人気化している。3日午後[得意2科目](男子26人・1.4倍、女子17人・1.4倍)は男子が増加傾向で女子は緩和傾向にある。26年は2科目に英語が加わり、算英と国英の選択も可能になった。26年は4科の2日午後[特待チャレンジ]が新設され、スライド合格を含む20人を募集する。25日現在で合わせて705人が出願している。







