ユポだと開票がラクになるワケ
ユポが投票用紙として用いられている理由は「折りづらさ」にある。
現在、国内の選挙はほとんどが即日開票である。
ならば、投票用紙が折り畳まれたままだと、選挙スタッフはいちいち用紙を広げなければならない。
それがユポだと、投票箱に入れた途端に広がるから、開票所で投票箱から出された瞬間にスタッフは計数機にかけられる。時間短縮が半端ないというわけだ。
ユポは選挙ポスターにも使用されている。
屋外で風雨にさらされる選挙ポスターがボロボロでは有権者の心象も悪い。
そこで、紙ではなくポリプロピレン樹脂を使用して水を弾きやすいユポの方が安心というわけだ。
もともとユポは登山用の地図などに使われることが多かったが、折れ目を付けにくいのがネックだった。
しかし、投票用紙なら、逆に折り目はいらない。逆転の発想がユポを一躍有名にしたのだった。
選挙の候補者が名前を“ひらがな”にするのはなぜ?
選挙のとき、公示後に街中に貼られる選挙ポスターや、投票日当日、投票所の記入ブースに掲げられた候補者一覧を見ると、候補者のなかには自分の苗字や名前が「ひらがな」になっている人がいる。
これって、アリなのだろうか? 公職選挙法に引っかからないのだろうか?
法律的には、これはアリである。
氏名をひらがなにしたい候補者は「通称認定申請書」を提出し、「通称」として認定をもらうことで、本名の漢字をひらがなにすることができるのだ。もちろん、カタカナにもできる。
候補者がこのように氏名の漢字をひらがなやカタカナにするのは、日本の有権者が候補者名を自分で書く「自著式」であることと関係が深い。
候補者が自分の氏名は有権者にとって「書きにくいな」「読めないな」「覚えにくいな」と判断したときは、有権者のためを思ってひらがなにすることが多いようだ。
候補者は選挙運動の期間中、選挙カーや演説などで自分の名前を連呼している。







