ビジネスの現場における文章、例えば企画書、経緯報告書、Webニュースなどは、やっぱり結論から書くべきなのです。その理由は、「わかりやすさ」と「時短」にあります。

・結論(Point)…この文章についての書籍は大変大きな価値があります。
・理由(Reason)…それは今の時代に合った文章術のテキストだからです。
・具体例(Example)…「文章は結論から」、これはある意味正解で、ある意味間違いです。
・結論(Point)…その説明までしてくれる本書は、やはり大変に有用な一冊です。

「PREP法」、「SDS法」、そして「CRF法」、これらは、いずれも文章を書くフレームワークです。まあ正直PREP法だけ覚えておけば十分。いずれも目的は「情報伝達のスピード感とインパクト」であり、はっきり言って似たようなものです。

 PREPのPは「結論(Point)」。SDSの「S」は「概要(Summary)」、CRFのCは「結論(Conclusion)」。その後の展開には多少の差異がありますが、大まかには一緒、「結論」から入って、もう一度「結論」で締める。これがビジネス文章で「是」とされている手法です。

結論から書かれた文章は
どうしても面白みに欠ける

 ま、そりゃそうですよね。わかりやすいし、サクっと読める。しかし、この構成には重大な欠陥があります。「面白くない」のです。

「結論丸出し」のPREP法、それに類するほかのフレームワークは、いわばネタバレスタート。100%出オチ。おわかりですね?社内のnoteの記事や、オウンドメディアの記事など、じっくり読んでもらいたい文章には不向きなのです。

 もし皆さんが読者の心を動かし、何か行動を引き起こそうという目的で文章を書くのなら、この「結論先行型」はあまりおすすめできません。例えば学生向けの採用ページのテキストで、いきなり「今期の募集は30人。ぜひご応募ください」と書くでしょうか。

 クラウドファンディングのテキストで「クラファン始めました。どうか1億円支援してください」と始まっていたら、「素敵な取り組み!」となるでしょうか。なりませんよね。