頑張って結果を残せば、子ども自身が喜ぶと思って、これまで一生懸命応援してきたけれど、それが兄にとってはプレッシャーになってしまった、と。
1位が獲れないなら意味がないといって転ぶなんて、絶対によくない。
そこで父と母で話し合い、「頑張れと言わない」「関与しすぎない」そして「そっと見守る」と決めたのだそうです。
でも、最近判明したのですが、実は、兄は母のプレッシャーなんか全然背負っていなくて、単に負けるのがイヤだったから転んだ、とのことでした(笑)。
真相はどうあれ、私が親のプレッシャーを感じることなく自分の意志で自由にスケートができたのは、この出来事があったおかげなのです。
小学生の頃は、夏は1週間のうち3~4日はサッカーをして、スケートは週1日くらいでした。それが冬になると、毎日がスケートという日々になります。
2つのスポーツをやるなら
どちらもしっかりやり切ること
「やるならばどれも中途半端にせずしっかりやりなさい。それができないならやめなさい」も高木家の教えです。
1年中同じスポーツをしている人と、夏と冬で違うスポーツをしている人では、きっと実力に差が生まれてしまう。
でも、サッカーをしていたからスケートが遅いとか、スケートをしていたからサッカーが下手という言い訳をしてはいけないと言われていました。
結果を残しなさいとか、1位を獲りなさいということではなく、自分で選んで2つのスポーツをやると決めたからには、周りに迷惑をかけないように、しっかりやり切りなさいと。そのために、しっかりと練習もしなさい、ということでした。
それで母は、パワーマックス(エアロバイク)やスライドボードといったトレーニングマシンを、チームから借りてくるようになったのです。
このときは理由も意図も知らなかったので、外でトレーニングをしたあとに、家でマシントレーニングをするのは正直めちゃきつかったなあ……。







