こじらせたイヌとこじらせたネコ
ニャカ山T 「こじらせたイヌ」は、上からの指示命令であれば何でもそのまま実行します。“指示されたからやる”だけになっていて、やっていることの意味を考えない“思考停止状態”に陥っているパターンです。最悪の場合だと、不正を指示されても、そのとおりにやってしまいかねません。
一方の「こじらせたネコ」は、正当な理由もなく「そういう仕事はやりたくありません」と言います。会社のルールも守りません。しかも、お客さんに価値を提供するという軸がぶれてしまっていて、単なる“わがまま放題好き勝手”にふるまっているパターンです。いわば、ただの不良社員ですね。
というわけで、組織で働く人には次のような4タイプがあります。
ニャカ山T イヌとネコは、それぞれ得意なことや苦手なことが違います。すこやかなイヌとネコが相互理解をもって、それぞれの強みを活かし合えているのが“よい組織”です。
ポチ川 まぁ、おっしゃりたいことはわかります。でも僕はやっぱり、自分勝手なミケ野とはうまくやれる気がしないなぁ……。
ニャカ山T それは、あなたが「こじらせたイヌ」だからでしょうね。
ポチ川 えぇ? この僕が「こじらせたイヌ」!? いやいや、ちょっと待ってくださいよ。10年もマジメに働いてきたこの僕がこじらせているだって? あなた、初対面なのに僕の何がわかるっていうんですか?
ニャカ山T まあ落ち着いてください。イヌがこじらせてしまう原因は、本人よりも組織の側にあることが多くなってきているのです。あなたの会社は創業何年ですか?
ポチ川 昭和元年の創業なので、今年で100年です。それがどうしたと?
ニャカ山T 2025年の今、日本の会社には2種類あります。「令和7年型企業」と「昭和100年型企業」です。
ポチ川 昭和100年型……?
ニャカ山T 令和7年を昭和で換算すると、昭和100年になります。つまり「昭和100年型企業」とは、高度経済成長期のやり方を令和の時代になっても変えられていない企業のこと。事業や組織の賞味期限が切れている、または切れかけているのに、なんとか引き延ばそうと騙し騙しの施策を打っているが、明らかに衰退しているので社員が疲弊しているような会社ですね。
ポチ川 (ゴクリ……まさにウチのことじゃないか……)








