野田佳彦氏と
統一教会の蜜月

 月刊誌「WILL」のYouTubeチャンネル「Daily Will」が、2001年に野田氏が旧統一教会の友好団体関係者との会合に参加したときの写真を公開したのである。

 野田氏も写真に写っているのは自分だと認めた。この写真については「野田さんをとりこもうとして接近したが相手にされなかっただけ」などと擁護をする人も多い。しかし、筆者が写真の中にいた人物に実際、取材をしてみたところ、当時「佳勝会」という野田氏の応援組織を立ち上げていたことを認めた。

 しかも、「応援」の事実を公言している信者もいる。世界平和統一家庭連合の小笠原裕氏は、自身が主宰する「小笠原教会」のホームページ(https://www.ogasawara-church.jp/blog/20260126/7404/
)でこのように述べている。

《私は自分の動画で、私自身が野田佳彦氏を選挙応援したことは、何回も発言しましたし、雑誌の取材を受けたこともあります。しかし、写真などの具体的な物証がないので、取り上げられませんでした》

《野田さんを、なぜ私たちが応援していたかと言うと、基本的に保守的な考え方の方だからです》

 小笠原氏が言うように実はマスコミはこの写真が発表される遥か前から、「野田氏が旧統一教会から応援されている」という情報はキャッチしていた。しかし、「報道しない自由」を行使して、山際大志郎氏や萩生田光一氏のように大騒ぎをすることはしなかった。

 それがよくわかるのが、文春や一部メディアが「高市早苗の名前が32回も載っている」と大騒ぎをしていた旧統一教会のTM特別報告書だ。実はこの文書をしっかり確認すれば、野田氏の名前も二十数箇所も見つけることができるのだ。

 それだけではない。取材を進めると、TM特別報告書の933ページには2019年1月31日、文鮮明氏が設立した国際NGO「UPF」(天宙平和連合)の梶栗正義議長(当時)からこんな報告が掲載されていることもわかった。