雪の中を走る「荷物専用新幹線」 画像:カーゴニュース
日本初の「荷物専用新幹線」が3月下旬に運行開始する。先行して報道公開された様子を写真と共に解説しよう。車両改造と運用面で苦労した点を、JR東日本の担当者3人に聞いた。(カーゴニュース編集部)
*本記事はカーゴニュースからの転載です
「荷物専用新幹線」3月運行へ
盛岡でオペレーションを報道公開
東日本旅客鉄道(JR東日本、本社・東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)は2月6日、列車荷物輸送サービス「はこビュン」の新たな取り組みとなる日本初の「荷物専用新幹線」を3月下旬の運行開始に先駆けて、盛岡新幹線車両センター(岩手県盛岡市)で車両やオペレーションをメディアに公開した。
地方から首都圏へ一度に大量の荷物輸送を実現することで、地方創生や物流課題の解決を図るほか、災害時の緊急支援輸送にもつなげる。
「荷物専用新幹線」はE3系新幹線1編成の全号車を荷物専用車両として改造。運行時はE5系「やまびこ」と連結した状態で走行し、1~10号車を旅客専用に、11~17号車を荷物専用として利用する。
輸送区間は盛岡新幹線車両センター~東京新幹線車両センター間となり、平日のほぼ毎日を定期運行。正午前に盛岡を発車し、16時頃に東京へ到着するスケジュールとなっている。積載量は最大17.4トン(1000箱程度)となる。
車両センターで荷物を積載することで、乗客との接触を避けて安全を確保するとともに、カゴ台車のまま一度に大量の荷物を輸送することが可能となる。また、車両への荷物の積載にはAGV(無人搬送車)を導入。作業効率化を実現し、働き方改革に対応する。車内電源を活用した業務用クーラーボックスなどの冷温管理機能で冷蔵品の輸送にも対応する。







