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大人になって資格試験に挑戦する人に立ちはだかるのが、記憶力や集中力の低下。そんな問題を解決するのが、記憶の定着に極めて有効なアクティブリコールという学習法だ。とくに出題範囲の限られたテストでは、その効果は一層大きいという。アクティブリコールの具体的なやり方を、東大生作家が伝授する。※本稿は、東大生集団・株式会社カルペ・ディエム代表の西岡壱誠『なぜ勉強すればするほど頭が悪くなるのか?』(星海社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
記憶を定着させるのに有効な
アクティブリコール
大人がアクティブリコール(編集部注/筆者が提唱する勉強法。英単語を覚えたらその単語の意味を何も見ずに自分の力で書いてみるなど、「思い出す」ことを通して記憶を強固にし、知識の整理を行う手法)を実践するときには、どのようなことを気にするべきなのでしょうか?
まず言えることとして、「子どもより早いペースでやった方がいい」という事実があります。
大人は子どもに比べてどうしても「記憶の保持力」や「集中力」が落ちやすい傾向があります。加齢とともに記憶の符号化(覚える)や検索(思い出す)に要する時間や労力が増していくことは科学的にも確認されており、こればかりは仕方がない話です。
だからこそ、大人がアクティブリコールを活用する場合、「いかにタイミングよく思い出すか」が極めて重要です。
アクティブリコールの学習効果が
最大限に発揮されるタイミング
特に効果が出やすいのは、「勉強を終えた後、すぐに」アクティブリコールを実行することです。勉強した日の「夜」のアクティブリコールはおすすめですが、大人の場合はこのペースを早めた方がいいと考えられます。







