3ベッドルームタイプ256平米
キッチンが2つある驚愕の理由

 続いて3ベッドルームタイプに移動すると、256平米(約77坪)もの広さに圧倒された。天井も高く、もはやパーティールームのような雰囲気。リビングは10人がくつろいでも余裕がありそうだ。

 キッチンも2つある。リビングから見えるのは「ドライキッチン」(床を濡らさず乾燥状態を保つ厨房)、その奥にひっそりとあるのが「ウェットキッチン」(床に水を撒いて掃除する仕様)。つまり、リビングから見えるのは「見せキッチン」で、奥にあるのはメイドさんが実際に使う本物のキッチンというわけだ。高級そうなアイランドキッチンが単なる装飾品として使われている事実に、がくぜんとした。

 筆者の感覚では理解しがたいので、率直に「スペースの無駄遣いでは?」と担当者に聞いてみた。すると、「来客の目に入る場所に、きれいなアイランドキッチンが欲しいという要望は根強い」とのこと。富裕層の思考とは、そういうものらしい。

 ウェットキッチンの後方にはメイド用スペースがあり、こちらは明らかに寝泊りできる広さがある。つまり、先に見た2ベッドルームタイプとは、メイドが住み込みかどうかの違いがある。このメイド用スペースだけでも、東京都内で月8万円くらいの家賃の部屋だと思った。

 寝室は3つとも広く、落ち着きのある雰囲気。1つは子供部屋になっており、こんなに良い環境ならさぞや勉強もはかどるだろう……などと思わず余計なことを考えてしまった。

「家じゃないみたい…」インドネシアの超高級タワマンに潜入!日本と全く違う驚きの仕様とは?コンセプトは「グリーン」。ジャカルタは緑が少ない。喧騒を忘れられるような都市のオアシス(Urban Oasis)を売りにしている。分譲住宅プールイメージ 提供:PT Central Sudirman Development