インド工場の生産クオリティは?
室内空間で気になったのは…

 続いて、室内空間について。e-ビターラは床下にバッテリーを積むため、床面が少し高めです。運転席ではさほど気になりませんが、助手席に乗ると膝が立て気味になり少し落ち着きません。また、身長171cmの筆者が後部座席に乗ると、側頭部がトリムに触れるようなこともありました。

 リヤシートは6対4分割で160mm(10段)のスライドが可能。ラゲッジルームの容量は5名乗車時の最大で306リットル、最小で238リットル。リヤシートバックは4対2対4の可倒式で、さまざまなシートアレンジが可能です。

 運転席を始めとした室内のフィニッシュをチェックしても、しっかりとしていて日本生産のクルマと比べて何の遜色もなく、インド工場の生産クオリティの高さを感じます。

撮影用車両として用意されていたXグレードのインパネ。Zの場合オーディオシステムがプレミアムサウンドシステムとなる撮影用車両のXグレードのインパネ。Zの場合オーディオシステムがプレミアムサウンドシステムとなる Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードの運転席。Zは運転席10WAYパワーシートとなる撮影用車両のXグレードの運転席。Zは運転席10WAYパワーシートとなる Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードのリヤシート。リヤシートは6対4分割でスライドする撮影用車両のXグレードのリヤシート。リヤシートは6対4分割でスライドする Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードのフルラゲッジ状態。Zはサイドポケットが左右にあるが、Xは左のみ撮影用車両のXグレードのフルラゲッジ状態。Zはサイドポケットが左右にあるが、Xは左のみ Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードの分割可倒状態。リヤシートは4対2対4で可倒する撮影用車両のXグレードの分割可倒状態。リヤシートは4対2対4で可倒する Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードの定員乗車状態でのラゲッジルーム撮影用車両のXグレードの定員乗車状態でのラゲッジルーム Photo by Y.M.
撮影用車両として用意されていたXグレードの定員状態でのラゲッジルーム。トノボードが付いた状態撮影用車両のXグレードの定員状態でのラゲッジルーム。トノボードが付いた状態 Photo by Y.M.

 e-ビターラの価格は次のとおりです。国の補助金が127万円出るので、Xなら実質272万3000円~となり、リーズナブルだと思いました。

X(2WD・49kWh): 399万3000円~
Z(2WD・61kWh): 448万8000円~
Z(4WD・61kWh): 492万8000円~

 スズキの鈴木俊宏社長はEVの価格について「補助金に頼らない価格設定としていきたい」と力強く発言していました。スズキは26年度中に軽自動車EVも発売する計画なので、そちらへの期待も大きく膨らみます。